平成13年式、11.2万km走行のポルシェ911(996型)。
ATF交換のご依頼です。
ここまでの作業手順は、一般的な国産車と同じです。
しかしながら、この車両は、オイルレベルゲージがなく、クーラーラインにホースを接続することもできず、オイルパンに装着できるアタッチメントもないので、下抜き交換を3度ほど繰り返す方法での交換となります。
なので、今回、トルコン太郎は、単にATFを充填するだけの役割です。
ただし、
今回、使用したATFは、ワコーズATFセーフティスペックです。
純正ATFと比較すると、かなりコストパフォーマンスが高いと思われます。
ちなみに、この車両はATFのレベルゲージがなく、規定の油温でオーバーフローさせて量を調整するタイプのものなのですが、一般的な国産車と異なりフィラープラグも存在しないため、オーバーフローチューブからATFを注入する必要があります。
そのため、途中からはエンジンを稼働させながらの補充となり、さらに、油温の確認もしなければならないので、ちょっと慌ただしい作業となります。
というわけで、そのあたりの写真がありませんがお許しください。