平成21年式、5.6万km走行のトヨタIQ。
トルコン太郎でCVTF交換のご依頼です。
![トヨタIQ](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_08-47-20_986_R.jpg)
今回は、オイルパン脱着・清掃は行わず、CVTFのみの交換です。
この車両は、クーラーラインのホースが外に出ておらず、また、レベルゲージも設けられていないため、すべてオイルパン下からの作業となります。
![オーバーフローチューブ](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_09-14-04_215_R.jpg)
![CVTF排出](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_08-57-23_956_R.jpg)
まず、CVTのオイルパンから、ドレンプラグとオーバーフローチューブを取り外し、オイルパンに溜まっている古いCVTFを排出します。
![アタッチメントを装着](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_09-00-59_221_R.jpg)
![循環交換](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_09-10-50_645_R.jpg)
古いCVTFが排出できたら、オイルパンにアタッチメントを装着し、トルコン太郎を接続してCVTF循環式交換です。
![ワコーズCVTF セーフティスペック](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_08-50-59_902_R.jpg)
今回、使用したのは、ワコーズさんのCVTFです。
![スポットクーラーで冷却](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_10-22-28_095_R.jpg)
循環交換を終えたら、オーバーフローチューブを装着し、規定量+αのCVTFを充填し、オーバーフローで量を調整するのですが、交換作業を行っているうちにCVTFの油温が上がってしまうため、オーバーフロー調整の規定の油温(35℃~40℃)まで温度を下げる必要があります。
ところが、この時期の気温では、放っておいたらいつまでたっても油温が下がらないので、スポットクーラーと扇風機で強制的にCVTFを冷まします。
![油温調整](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_11-38-34_388_R.jpg)
![オーバーフロー量調整](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2020/06/B2019-08-03_11-39-39_540_R.jpg)
油温が十分に下がったら、エンジンを始動して、規定の油温でオーバーフローさせて量を調整します。
オーバーフロー後は、ドレンボルトに新しいパッキンを装着して、規定のトルクで締め付けて作業完了です。