平成13年式、走行距離8.4万kmのコロナプレミオ(AT211)。
バッテリー上がりということで、バッテリー交換のご依頼をいただいたのですが、念のため専用テスターで充電状態を確認してみたところ、リップル電圧がかなり高く、オルタネーター異常が疑われました。
![コロナプレミオ 異常なリップル](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2019/07/B2018-06-11_11-20-43_493_R.jpg)
オシロスコープで充電時のリップル波形を確認してみると、明らかに異常な波形が見られました。
これは、ダイオードが短絡した波形か、ステータコイルが断線した波形のようです。
![コロナプレミオ オルタネータ](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2019/07/B2018-06-12_14-24-09_896_R.jpg)
![コロナプレミオ オルタネータ取り付け](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2019/07/B2018-06-12_15-04-42_054_R.jpg)
さっそくお客様の了解を得てリビルト品のオルタネータを手配し、交換しました。
![コロナプレミオ リップル波形](https://www.step-cars.com/wp-content/uploads/2019/07/B2018-06-12_15-09-13_454_R.jpg)
オルタネータとバッテリーを交換後にリップル波形を確認したところ、正常な波形が見られました。
単純なバッテリー上がりと思いこみ、バッテリーだけを新しいものに交換していたら、数日後にまたバッテリーが上がってしまったことでしょう。
念のために点検して良かったです。