整備事例

レクサスLS460 バンパー修理

平成25年式レクサスLS460のリヤバンパー修理です。

リアバンパー損傷状態
リヤバンパーカバーを擦って、ロアパーツが外れかけています
リアバンパー損傷状態
外すと傷の状態がよくわかります

新品バンパーの値段にもよりますが、この程度の傷であれば、新品に交換するよりも修理の方がはるかに安上がりですし、仕上がりも全く問題ありません。

リアバンパー修理
ロアパーツ修理
バンパーカバーとロアパーツを修理
バンパーカバー塗装
バンパーカバー塗装
ロアパーツ塗装
ロアパーツ塗装

塗装後に組み付けて、車両に取り付けたら完成です。
完成写真撮り忘れました…(汗

レガシィアウトバック トルコン太郎でATF交換

走行距離12.6万km、平成18年式のレガシィアウトバック(BP9)。
トルコン太郎でATF交換を行いました。

ATF圧送交換
ATF圧送交換
クーラーラインからの圧送交換です
ATFクリーナーモニター
クリーナーモニター

15Lの交換で、新油に近い透明度となりました。
このくらいキレイになるととても気持ちが良いですが、ここまでキレイにならなくても性能てきには全く問題ないと思います。

ATFフィルター
ATFフィルター

ATFフィルターも交換しました。
スバルの車は、このようにATFフィルターが外付けになっている車両が多いので、他メーカーのようにオイルパンを外してストレーナーを交換する手間がかからないのが良いですね。
もちろん、オイルパンを外して中をキレイに清掃した方がより良いのでしょうが、それをしないことで不具合が生じたというケースは見たことがありません。

エア抜き作業
ATエア抜き

この車両は、ATFを交換した際にエア抜き作業が必要となります。
圧送交換なのでエア抜きの必要はないかもしれませんが、念のために実施しました。

AT油温調整
AT油温調整

最後に、AT油温調整をして、油量調整をしたら完了です。

クラウン 内装交換など

平成18年式のクラウン(GRS180)。
助手席に置いてあった炭酸飲料が破裂して、室内が全体的に汚損。
炭酸飲料が破裂したのは、台風の翌朝の晴れ上がった時間帯だったので、気圧が下がったところに炭酸飲料の缶が温められて圧力が上がって破裂したものと推察されます。

ダッシュボード
ダッシュボードに飲料がべったり
ウィンドウ
ウィンドウガラスもベトベト

見た目ではわからないようなところも、触ってみるとベトベトするところが多く、各種のスイッチ類や電装品の隙間にも飲料が入り込んでいる可能性があります。

というわけで、車両保険を使って徹底的にリフレッシュすることとなりました。

インストルメントパネル取り外し
インストルメントパネル
インストルメントパネルは取り外して新品に交換
前後のシート取り外し
前後のシートを取り外し
カーペット取り外し
カーペット取り外し
カーペットも取り外してクリーニング
ヘッドライニング取り外し
ヘッドライニング
ヘッドライニングも取り外して新品に交換
ナビその他
各種スイッチ類
ナビや各種スイッチ類も可能な限り交換

こうして、内装はまるで新車のように生まれ変わったのですが、残念ながら完成写真を撮り忘れてしまいました…(汗

ちなみに、今回の事件の犯人はコイツでした↓

ドクターペッパー

モビリオ 加速時に息つき

平成14年式、走行距離14.4万kmのホンダモビリオ(GB2)。
走行時にアクセルを踏み込むとガクガクと振動が生じるとのことでご入庫。

まず15kmほど試運転してみましたが、特に異常は感じられません。
翌日、今度はもう少し長い距離を走ってみることにしました。
走ったり休んだりを繰り返しながら、30~40分経過したころに突然、症状が現れました。
確かに、アクセルを踏み込むとガクガクガクッと息つきをします。
これは、このエンジンに特徴的な点火系のトラブルと考えられます。

おそらく、イグニッションコイルかプラグの劣化により、アクセルを踏み込んだ際に失火していると疑われましたので、まず、イグニッションコイルを外してみました。

モビリオ イグニッションコイル
取り外したイグニッションコイル

この車両は横置きの4気筒エンジンですが、プラグとコイルが各気筒の前後に2本ずつ装着されますので、全部で8本となります。
外したイグニッションコイルをパッと見た感じ、比較的まともそうなのはフロント側の1番だけで、残りの7本は先端のゴムがかなり白く変色していることがわかります。

モビリオ イグニッションコイル
根元にも白いリーク痕が

これらの白い部分は、電流のリーク痕なので、イグニッションコイルからスパークプラグへ流れるはずの電流が、外に逃げて行っていることになります。
ちなみに、この車両のイグニッションコイルの上にはカバーが設けられているのですが、フロント1番のコイルのみ、カバーから少しはみ出して配置されています。
そのために、エンジン加熱時にも熱がこもらず、劣化を免れたものと推察されます。

つまり、加速途中のガクガク(息つき)は、電流のリークによってスパークプラグから十分な火花を発することができなかったために、失火したものと考えられました。

というわけで、イグニッションコイルとスパークプラグを全数、新品に交換しました。

モビリオ イグニッションコイル新
モビリオ スパークプラグ
古いスパークプラグ(左)と新しいスパークプラグ(右)

イグニッションコイルとスパークプラグを全数交換した後、1時間以上の試運転で症状が改善されたことが確認できました。

エブリィ トルコン太郎でATF交換

走行距離8.8万km、平成11年式のエブリィ(DB52V)。
トルコン太郎でATFの交換を行いました。

エブリィ バルブボディ
エブリィ ATオイルパン

ATのオイルパンを外すと、ATFがかなり汚れていることがわかります。

エブリィ ストレーナー
エブリィ バルブボディ

新しいストレーナーに交換し、オイルパンを清掃して組付けます。

エブリィ トルコン太郎で圧送交換

ATFのクーラーラインにトルコン太郎を接続し、圧送交換を行います。

エブリィ クリーナーモニター

総交換量8リットルで、かなり透明感が出てきました。

最後に、「スズキ愛車無料点検」を実施して完了です。