整備事例

レガシー クラッチオーバーホール

クラッチを踏むと異音がするということで入庫した、走行距離14.2万km、平成15年式のレガシー(BP5)。
音を聞いてみると、明らかにクラッチの異常なので、ミッションを降ろしてクラッチを点検することにします。

レガシー レリーズベアリング
クラッチレリーズベアリング

ミッションを降ろしてみると、レリーズベアリングがバラバラになっています。

レガシー ダイヤフラムスプリング
クラッチカバー

クラッチカバーのダイヤフラムスプリングも傷だらけになっています。

この写真だけだと、簡単にミッションを降ろしたように見えますが、この車両はターボで4WDなので、ミッションを降ろすのにかなり苦労します。

レガシー エンジン下
レガシー 取り外した部品

上側は、インタークーラー、スターターモーター、レリーズシリンダーなどを外し、下側は、ドライブシャフト、マフラー、プロペラシャフトはもちろんのこと、エキゾーストマニホールドまで外して、ターボチャージャーを少し動かさないとミッションを降ろすことができません。
なかなかの難敵です。

レガシー レリーズベアリング
新しいレリーズベアリングを装着
レガシー クラッチカバー
新しいクラッチディスクとクラッチカバーを装着

ケース内をキレイに掃除して、新しいレリーズベアリングを装着し、エンジン側に新しいクラッチディスクとクラッチカバーを装着したら、再びミッションを組み付けます。

レガシー レリーズシリンダー
新しいレリーズシリンダー

ついでに、レリーズシリンダーも新しいものに交換しました。

作業完了後は、クラッチを踏んでも異音はせず、快適な走行が可能となりました。

新車のノアをツートンカラーに

先月のムーブキャンバスと同じ医療系の法人様にお買い上げいただいた、新車のノア。
こちらは、助手席リフト付きの福祉車両なので少し納期が遅くなりましたが、ムーブキャンバスと同じく、ツートンカラーに仕上げます。

ノア

ベース車両のカラーは、ムーブキャンバスと同様のホワイトパールです。

ノア 分解
塗分けるラインを決めて、各部を分解
ノア 塗装完了
各部を塗装
ノア ステッカーを貼って完成
オリジナルステッカーを貼って完成
ノア 納車
納車完了

途中過程はムーブキャンバスと同様なので、写真は省略しましたが、ムーブキャンバスと同様に可愛く仕上がりました。

ルノーメガーヌ エアコンガス再充填

エアコンの効きが悪いとのことでご来店いただいた、平成24年式のルノーメガーヌ。

ルノーメガーヌ
ルノーメガーヌ 吹き出し口温度
吹き出し口温度

さっそく、吹き出し口の温度を測ってみると、30℃以上ありますので、全く冷えてない状態です。

ルノーメガーヌ ガス圧
冷媒ガス圧力

次に、ゲージマニホールドを接続して冷媒ガスの圧力を測ってみると、低圧、高圧共に圧力が低く、かなりガスが減っていると思われます。
ただし、低圧、高圧の圧力差はしっかり出ているので、コンプレッサーは機能している様子です。

ルノーメガーヌ 冷媒ガス回収
冷媒ガス回収

古いガスを回収し、真空引きした後、新たに規定量のガスを充填しました。
さらに、お客様の要望で、ワコーズパワーエアコンプラスも追加。

ルノーメガーヌ 吹き出し口温度
吹き出し口温度(施工後)
ルノーメガーヌ 冷媒圧力(施工後)
冷媒ガス圧力(施工後)

施工後の吹き出し口温度は約8℃と、かなり冷えるようになりました。
冷媒ガスの圧力も正常値です。

ティーダ 左クオーターパネル他修理

自損事故で左クオーターパネル、リヤバンパー、コンビネーションランプなどを損傷した、平成17年式のニッサンティーダ(SC11)。

ティーダ
ティーダ クオーターパネルの凹み
左クオーターパネルの凹み
ティーダ バンパー、マッドガードの傷
マッドガードとリアバンパーの傷

コンビネーションランプも割れているのでこれは新品に交換し、残りの部品は修理します。

ティーダ リアクオーター鈑金
左クオーターパネルの鈑金
ティーダ クオーター サフェーサー
サフェーサー
ティーダ クオーター塗装
左クオーター塗装
ティーダ リアバンパー塗装
リアバンパー塗装

アルファード トルコン太郎でCVTF交換

走行距離7.4万km、平成24年式のアルファード(ANH20W)。
トルコン太郎でCVTF交換です。
オイルパン脱着清掃と、ストレーナーの交換も実施します。

アルファード CVTオイルパン
アルファード CVTバルブボディ

CVTのオイルパンを取り外すと、CVTFはかなり汚れている様に見え、オイルパンのマグネットには鉄粉がびっしりと付着しています。
ストレーナーも真っ黒です。

アルファード CVTストレーナー交換
アルファード CVTストレーナー交換

ストレーナーを交換し、オイルパンもキレイに清掃して組み付けます。

アルファード トルコン太郎で圧送交換

トルコン太郎を接続し、CVTFを圧送交換します。

アルファード クリーナーモニター

交換総量13.5リットルで、クリーナーモニターのCVTFに透明感が出てきました。