整備事例

ライトエースノア トルコン太郎でATF交換

平成12年式、17.1万km走行のライトエースノア(SR40)。
トルコン太郎でATF交換のご依頼です。

ライトエースノア
オイルパン取り外し
オイルパン取り外し
取り外したオイルパン
取り外したオイルパン
オイルパンマグネット
オイルパンマグネット

まずはATFを抜き取り、オイルパンを外します。
過去の交換履歴は不明ですが、17万km以上走行している車両だけあって、オイルパンの中はかなり汚れているばかりか、結露した水分が混入したのでしょうか、マグネットの周りは少し乳化して白くなっていました。

ストレーナー新旧
ストレーナー新旧
ストレーナー交換
ストレーナー交換
オイルパン清掃後
オイルパン清掃後

ストレーナーを交換し、清掃したオイルパンを取り付けたら、最初に抜けた分の新しいATFを補充します。

トルコン太郎で圧送交換
トルコン太郎でATF圧送交換
新油モニター
新油モニター
クリーナーモニター
クリーナーモニターと最初に抜き取った旧油

今回は、10L(総量の約1.5倍)を使用して圧送交換を実施しました。
交換後は、新油と同様とまではいきませんが、抜き取った旧油と比較すると、明らかに赤みと透明感が増したことがわかるかと思います。

マークX トルコン太郎でATF交換

平成23年式、4.9万km走行のマークX(GRX130)。
トルコン太郎でATF交換のご依頼です。

マークX
オイルパン取外し
オイルパン取り外し
取り外したオイルパン
取り外したオイルパン
オイルパンマグネット
オイルパンマグネット

まずATFを抜き取り、オイルパンを外します。
走行距離があまり多くないので、オイルパンもほとんど汚れていないし、マグネットに付着した鉄粉の量もあまり多くありません。

ストレーナー新旧
ストレーナー新旧
ストレーナー交換後
ストレーナー交換後
オイルパン清掃後
オイルパン清掃後

ストレーナーを交換し、オイルパンを清掃します。

ATF交換
ATF補充、交換

この車両のATにはレベルゲージがないため、アタッチメントを使用して、オイルパン下部から抜き取った分のATFを補充し、その後、循環式交換を行います。

ATF冷却
ATF冷却

ATF交換後の量の調整はオーバーフローによって行うのですが、規定値までAT油温を下げるために、この時期は扇風機や冷風扇を使用します。

オーバーフロー量調整
オーバーフロー量調整

AT油温が十分に下がったら、油温検出モードに切り替えてエンジンを始動し、既定の油温になった段階でオーバーフローによる量調整を行って作業完了です。

NV200バネットにアシストグリップを

お客様が中古で購入された平成26年式のニッサンNV200バネット(VM20)。
高齢者等の送迎に使用するため、助手席にアシストグリップを取り付けたいとのご依頼。

部品設定がなくてアシストグリップが取り付けられない車種もありますが、幸い、この車種はオーテックにて部品設定がありましたので、純正のアシストグリップを取り付けることができました。

作業前の状態
作業前の状態
オーテックの部品
オーテックの部品
位置合わせ
穴あけの位置をマーキング

まず、フロントピラーガーニッシュを外し、内板パネルに穴をあける位置をマーキングします。

ドリル
ドリル
使用したドリル

次に、マーキングした位置に穴を開けるのですが、マーキングからずれないように、まず細いドリルで中心に穴を開けたうえで、所定のサイズのドリルで穴を開けます。
その際、勢い余って外板パネルまで傷つけてしまわないように、ドリルにテープを巻いておきます。

ナットサート取り付け
ナットサートの取り付け

所定の位置に穴が開いたら、そこに、ナッターでナットサートを取り付けます。

ブラケット
ブラケットの取り付け

先に取り付けたナットサートを利用して、ブラケットをボルトで固定します。

ガーニッシュに穴あけ
ガーニッシュに穴あけ
ガーニッシュに穴あけ

最初に取り外したガーニッシュにも所定の位置に穴を開けて、ピラーに取り付けます。

アシストグリップ取り付け
アシストグリップ取り付け

最後に、ガーニッシュの上からアシストグリップを取り付けて作業完了です。

これで、ご高齢の方も助手席への乗り降りが少し楽になるはずです。

ルノーキャプチャー エアコンの冷えが悪い

平成26年式、4.5万km走行のルノーキャプチャー。
エアコンの冷えが悪いということで、ガス充填のご依頼です。

ルノーキャプチャー
作業前の吹き出し口温度
作業前の吹き出し口温度

最初に吹き出し口の温度を測ってみると、21℃でした。
これでは、この季節の炎天下では暑くてたまらないかもしれませんね。

ガス回収
ガス回収

まずは、冷却系統内のガスを回収します。

真空引き
真空引き

次に、真空引きを行うことで、冷却系統内を真空にすると同時に水分を除去します。

ガス充填
ガス充填

真空引きの後、冷却系統のエア漏れがないことを確認し、規定量のガスを充填します。
お客様のご希望で、ワコーズ・パワーエアコンプラスも充填しました。

作業後の吹き出し口温度
作業後の吹き出し口温度

ガス充填後の吹き出し口温度は、12℃まで下がりました。
これで何とかこの夏の暑さを乗り切っていただくことができそうです。

レクサスIS250 トルコン太郎でATF交換

平成21年式、6.9万キロ走行のレクサスIS250。
トルコン太郎でATF交換のご依頼です。

レクサスIS250
オイルパンマグネット
オイルパンマグネット

最初にATFを抜き取り、ATのオイルパンを外します。
汚れはあまりひどくありません。

ストレーナー交換
ATFストレーナー交換
オイルパン清掃
オイルパン清掃後
ATF交換
ATF交換(オイルパン循環交換)

清掃したオイルパンを取り付けた後は、チェンジャーを接続してATFを交換します。
この車両は、ATFクーラーラインが外に出ておらず、レベルゲージもないため、オイルパン下からの循環交換を行います。

油温調整
油温調整
オーバーフロー調整
オーバーフロー油量調整

最後に、AT油温を調整して、オーバーフローで量調整を行い、作業完了です。